写真がお金になる?
写真をNFT化して販売する方法は?
こんな疑問にお答えして、この記事では、写真をNFT化し、販売する方法を初心者にも分かりやすくお伝えします。
NFTは、オンライン上での自由な売買取引が原則なので、デジタルコンテンツであれば、NFT化することによって、販売することが可能になりました。
デジタルコンテンツというと
などが、ありますが、この記事では、フォトグラファーや、写真を沢山、ため込んでいる方向けに、初心者でも写真をNFT化して販売する方法。収益化する方法を分かりやすく、お伝えしていきます。
何でもない写真でも、誰かにとっての「特別」というのは、よくあること。
この記事を読むことで、カメラやスマホ、PCに貯まった写真で、お金を稼ぐ方法が分かりますよ。
なお、デジタルコンテンツをNFT化して、販売を始める為には、仮想通貨を扱う国内取引所の口座開設が必要です。
あらかじめ、取引手数料が無料のコインチェック


\ コインチェックはアプリの使い易さNo1 /
NFT市場で写真が売れる理由




今までは、アートや写真などの、デジタルデータはSNSなどで、シェアされるのが当たり前で、価格が付かないことが常識でした。



ココナラ
しかし、ブロックチェーン技術を用いた、NFTという概念の登場で、デジタルデータにも「本物」「偽物」の区別がつく様になり、価値が付く世界になりました。
このことに、いち早く目を付けた人物が、インドネシア在住の大学生【Ghozali氏】です。


彼は、2017年から卒業式に向け、毎日、自分自身の自撮りを撮影し続けましたが、2021年に初めて世界最大のNFTマーケットプレイスOpenseaに貯まった自撮り写真を出品し、2日間で、合計2億円ほどの売り上げを叩き出しました。
この出来事で、NFTは遠い未来の話しではなく、一般人が簡単に参入できるということを知らしめた人物です。
おかげで、彼は世界的に有名になり、今では一般人というには、ほど遠いですが、NFT写真は売れる。ということを証明してみせました。
【成功事例】実際にNFT写真を販売している人物を紹介


次に実際にNFT写真を販売している人物を紹介していきます。
- ZOZO創業者の「前澤友作氏」
- 公務員写真家「鎌田光彦氏」
- 航空写真家「まいけるひとし氏」
- いただきますマン
- 女優の「広瀬すず氏」
一人ずつ、順番に紹介していきます。
宇宙からの写真を販売したZOZO創業者の「前澤友作氏」


ZOZO創業者の前澤友作氏は自身の「iPhone12 pro MAX」で、宇宙で初めて撮影した風景画をNFT写真として、販売しました。
その他にも、ソユーズ船内からの宇宙の動画や、管制官との交信の映像が作品として、NFT化されており、話題になりましたが、一般には、販売されておらず、ごく一部の限られた人しか購入することが出来ない状態です。



宇宙から初めてのNFT発行という事で、かなり有名になった話しですね。
公務員写真家「鎌田光彦氏」の風景画


北海道札幌市職員の鎌田光彦氏は、北海道のPR活動の為、『知られざる北海道』というテーマで、自身が撮影した、風景画をNFT作品にし、Openaseaに出品しました。



鎌田光彦氏が撮影した風景画は、全て加工なしだそうです。
北海道の120以上の市区町村の街を渡り歩き、自身の撮影した風景画は、北海道のPRに大きく貢献し、「Natures Best Photography」を2度受賞して、国内外からも高い評価を受けています。
ちなみに、Openseaでは、オークション形式で販売されましたが、上記の公式URLから。日本円で風景画を購入することが可能です。
航空写真家「まいけるひとし氏」


上空からの撮る航空写真家のまいけるひとし氏は、Openseaにて、2022年の4月に自身の作品を1点ずつ限定販売し、既に完売している状態です。
5000フィート上空のヘリコプターからの撮影に拘り続け、多くの写真に影響を与えているまいけるひとし氏は国内外から数々の賞を受賞している人物です。
「いただきますマン氏」の自撮りは今も売れている


いただきますマン氏は、youtuberで、弁当をただ、ひたすら食べ続けるという動画を2年間、毎日、アップロードし続けました。
その時の画像を、2021年にNFT写真として、Openseaに出品し、わずか、半日で完売し大きな話題となりました。
現在(記事執筆時)もその時の写真は売れており、海外のコレクターも購入しています。
Twitterでのマーケティングが売れる原因を作り、NFT写真の先駆者となりました。
女優の「広瀬すず氏」の写真集がNFT写真として完売


女優の広瀬すず氏は、デビュー10周年を記念した写真集のオフカット集5点をNFT写真として、販売しました。
購入のハードルを下げる日本円で2200円で購入可能であり、初回発売本に付属されていた「デジタル・ブロマイド購入抽選券」に記載されている方法で応募できる形でした。
こちらのNFT写真は、購入者特典としての売り方であり、NFTに様々な売り方があると伝えてくれた作品でもあります。
NFT写真を作る為の事前準備
NFT写真の作り方は、事前に準備した写真の画像をNFTマーケットプレイスに出品することで、NFT化された写真になります。
NFTマーケットプレイスに出品できる写真のファイルは以下の通り。
- JPG
- PNG
- GIF
- SVG
これらの形式ファイルの写真を準備したうえで、マーケットプレイスに出品する為の事前準備をお伝えします。
事前に準備しておくもの
事前に準備しておくものは、以下の3つです。
- 国内取引所の口座開設
- メタマスクウォレットの作成
- Openseaのアカウント


『準備①』国内取引所の口座開設をしよう
NFT写真を販売する為には、販売手数料で使用する「イーサリアム」という仮想通貨を用意するがあります。
その為、アプリの使い易さNo1のコインチェック
\ コインチェックはアプリの使い易さNo1 /
審査を含めて、開設には、1日~2日かかるので、本人確認書類を手元に用意して、手続きを行ってください。
口座開設方法が分からない方は、以下の記事に全ての画像を使って、解説しているので、参考にして下さい。
『準備②』メタマスクウォレットの作成
メタマスクウォレットは暗号資産のお財布の様なもので、お財布がないと、NFTを販売することが出来ません。
なので、NFT写真を出品する前に、事前にメタマスクウォレットを作成しておく必要があります。
初心者の方には、少し難しいかも知れませんが、今後、使いどころが多くなってくるので、スマホ・PC両方にインストールしておくことをオススメします。
メタマスクウォレットの作成方法については、以下の記事を参考に作成して下さい。
『準備③』Openseaのアカウント作成
NFT写真が一番売れるのは、世界最大のNFTマーケットプレイス【Opensea】です。
なので、こちらでは、Openseaのアカウント解説方法を説明しますね。



その他、オススメのNFTマーケットプレイスは、下記で詳しくお伝えします。
今回、NFT写真を出品しない方も、Openseaのアカウント作成をしておいても損はしません。
- コインチェック
- メタマスクの作成
が完了した方は、以下の記事を参考に、Openseaのアカウント作成を行ってください。
NFT写真を販売する手順を3STEPで解説
NFT写真を販売する為の手順は以下の通りです。
- コインチェック
でイーサリアムを購入する - 購入したイーサリアムをメタマスクに送金する
- 手数料を払って、NFT写真を出品する


まず、1番、気になるNFT写真を出品・販売する為の初期費用についてお話しさせて頂きます。
補足:NFT写真を販売する為の初期費用は?
NFT写真を販売する為に、かかる必要な初期費用は、以下の通りです。
- イーサリアム送金手数料・・・およそ1000円分のイーサリアム
- NFT写真を販売する為の手数料・・・、およそ、500円ほど
イーサリアムのウォレットへの送金手数料は、1回につき1000円ほど、かかるので、送金を少なくするために、コインチェック
販売手数料は、時間帯や取引量によって異なりますが、1点のNFT写真を販売する時に、販売手数料が発生します。
ちなみに、2回目以降の販売手数料は発生しません
例えば、AとBの写真を出品すると、それぞれに販売手数料が発生します。
販売期間までに売れなかった場合は、もう一度、販売手続きをしないといけませんが、その際の販売手数料は発生しません。
STEP1 コインチェックでイーサリアムを購入しよう
STEP1はコインチェックでイーサリアムの購入です。
上記の通り
- 送金手数料
- ガス代(手数料)
という初期費用が発生するので、少し多めにイーサリアムを購入しておきましょう。
STEP2 購入したイーサリアムをメタマスクに送金しよう
STEP2は購入したイーサリアムをメタマスクに送る作業です。
送金するアドレスを間違えてしまうと、誤送金した資金は戻ってこないので、注意してください。


メタマスクを開いて、上記のアドレスをコインチェックに張り付ければ、送金できます。
STEP3 NFT写真を出品しよう
NFT写真を出品する為に必要なモノは3つ
- 国内取引所の口座開設
- ウォレットのメタマスク
- Openseaのアカウント
この3つの準備が終わったら、いよいよ、写真をOpenseaに出品して、NFT化していきましょう。
Openseaに出品する方法は、以下の記事の通りです。



アートも写真も動画も、出品する手順や方法は同じなので、上記の記事を参考にしてください。
NFT写真の販売方式(売り方)を決めよう
Openseaで出品した写真を販売する方法は、以下の3通りあります。
- 固定価格で販売する
- オークション形式で販売する
- オファーを受け取って販売する方法
固定価格でNFT写真を販売する
固定価格でNFT写真を販売したい方はこちら
オークション形式でNFT写真を販売する
オークション形式でNFT写真を販売したい方はこちら
オファーを受け取って販売する
オファーを受け取って販売したい方はこちら
NFT写真が売れない?売る為の4つのマーケティング戦略
NFT写真を売る為の4つマーケティング理論を考え、自分の作品と深く向き合ってみましょう。
- ベネフィット・・・顧客にとっての価値
- セグメンテーションとターゲティング・・・顧客を分けて絞る
- 差別化・・・競合よりも高い価値を提供する
- 4P・・・価値を実現するための製品・価格・販路・広告
【ベネフィット】コレクターにとってNFT写真の価値はどこにあるのか


NFT写真を買うコレクターは必ず写真に何らかの価値を見出しています。
- 風景が好きだから写真を買うことで所有欲を満たしている
- 作者が好きだから応援したいという社会貢献的な意味合い
- 将来、人気が上がりそうだから投資としての価値を見出している
しかし、これらは自分の絵が1つも売れていない状態だと、考えても考えても答えは出てきません。
売れていない状態で、自分の作品の価値を見出せる訳がない。
しかし、作品が売れていない状態でも、コレクターがあなたの作品に対して「どこに価値を感じたか」を確かめる方法があります。
それは、Twitteのgivewayで作品が欲しいコレクターを募ることです。
GivewayとはTwitterでよく開催される「プレゼント企画」のことです。



TwitterのGiveway企画で作品が欲しい人を応募すると共に、「なぜ欲しいのか」を書いて貰おう。そうすれば、コレクターがあなたの作品の「どこに価値を感じたか」が分かります。
コレクターがあなたの作品をなぜ欲しいのか。これを突き詰めて考える事が売れるコツのひとつです。
【セグメンテーションとターゲティング】顧客を分けて絞る


本来、セグメンテーションとは「区分」を意味します。
- 20代前半で独身の男性
- 30代前半で子持ちの専業主婦
- 30代後半の富裕層の男性
このように「ターゲット」となる層を区分して、「どの層に売り出すか」を考えるのが、【セグメンテーションとターゲティング】です。
しかし、日本人でNFTを購入したことがある人口はおよそ「2万人~3万人」と言われています。



今後、NFTを購入する層は増えて来ると思いますが、そもそも母数が少ない。
そもそもの母数が少ないので、「ターゲットを絞る」というよりも、Twitterを通して、NFTコレクターと直接繋がる方が作品が売れる1番の近道になりそうです。
しかし、コレクターと無理やり繋がって、ゴリゴリに営業をかけると敬遠されるので、長期的に信頼関係を築いていきましょう。
【差別化】他のクリエイターよりも高い価値を提供する


差別化はマーケティングにおいては絶対条件でありながら、生み出すのが非常に難しいポイントです。
なぜなら、他のクリエイターよりも高い価値を提供しないといけないからです。
- 加工なしの風景が
- コスプレ自撮り
- AIで作成した写真集など
上記で挙げたことはいわゆる「統一感のあるコレクション」といってもいいですが、果たしてこれだけで本当に差別化が出来たと言えるでしょうか?
有名なイフォトグラファーが出品したNFT写真なら、既に差別化されてますが、ほとんどの方は無名で実績0がほとんどです。
そういった方たちが限られた予算の中で自分の作品を買って貰う為には、もっと深く差別化について考えないといけません。
- 自分の強みや内面と深く向き合う
- 競合を分析する
【4P】価値を実現するための作品・価格・販路・宣伝


- Product・・・製品・作品(NFTアート)
- Price・・・価格
- Place・・・場所(マーケットプレイス)
- Promotion・・・宣伝・広告(SNS・コミュニティ)
マーケティングにおいての4Pとは上記の事を指しますが、ここでは主に宣伝・広告などの「Promotion」について触れていきたいと思います。
- どうやって宣伝するのか
- どのように作品を認知して貰うのか
例えば、Twitterでは、NFT作品の宣伝枠を開催してくれる方がいます。
NFT写真を売る為には自分で集客しないといけない。ここも非常に大変ですが、TwitterやDiscordを見渡せば、作品を宣伝する場所は沢山あるので、上手に活用していきましょう。
NFT写真を販売する上での4つの注意点


それでは、次にNFT写真を販売する上での注意点についてお話しさせて頂きます。
結論から言うと、注意点は4つ。
- 著作権に注意しよう
- ガス代について
- 詐欺に気を付けよう
- NFTの税金について
【注意点①】著作権に注意しよう
NFTマーケットプレイスで、写真を販売する時には、著作権に注意しましょう。
例えば
- 人物
- アニメキャラ
- 建物
を写真にして、出品する場合には、著作権の問題をクリアする必要があります。
(公開の美術の著作物等の利用)
第四十六条 美術の著作物でその原作品が前条第二項に規定する屋外の場所に恒常的に設置されているもの又は建築の著作物は、次に掲げる場合を除き、いずれの方法によるかを問わず、利用することができる。
一 彫刻を増製し、又はその増製物の譲渡により公衆に提供する場合
二 建築の著作物を建築により複製し、又はその複製物の譲渡により公衆に提供する場合
三 前条第二項に規定する屋外の場所に恒常的に設置するために複製する場合
四 専ら美術の著作物の複製物の販売を目的として複製し、又はその複製物を販売する場合
e-Gov
【注意点②】ガス代について
上記でも触れさせて頂きましたが、オンライン上での自由な取引が原則のNFTには、ガス代(手数料)が発生するタイミングや、ガス代が高くなる、または、安くなる時間帯というのが、存在します。
この記事では、Openseaに出品・販売する手順を説明したので、Openseaでガス代が発生するタイミングについては、以下の記事を参考にして下さい。
また、ガス代の計算方法や、ガス代が安くなる時間帯を知りたいという方は、以下の記事をご覧ください。
【注意点③】詐欺に気を付けよう
NFT写真を販売する上で、TwitterなどのSNSを使って、宣伝・告知を始めるとおもいますが、NFTユーザーと分かると、詐欺被害に遭う場面に出くわすことがあります。
基本的には
- TwitterのDMから
- DiscordのDMから
詐欺が発生しやすいですが、詐欺の手口も巧妙になっているので、詐欺対策についての、十分な知識も必要になってきます。
【注意点④】NFTの税金について
NFTの売買で得た収益は、所得税法上の課税対象になります。
NFTの税金については、以下の記事にまとめているので、参考にして下さい。
NFT写真を出品する時のオススメのマーケットプレイス3選


NFT写真を出品するオススメのNFTマーケットプレイスは以下の3つです。
- Opensea
- Rarible
- Foundation
詳しくは、以下の記事にまとめているので、参考にして下さい。
NFT写真のよくある質問や疑問


NFT写真について、よくある質問は以下の通りです。
- NFT写真のメリットは?
- NFT写真でどのぐらい稼げる
- スマホの画像をNFT写真として、出品していいのか
この3つについて、お答えしていきたいと思います。
NFT写真のメリットは?
NFT写真の1番のメリットは、作品が用意しやすいという点にあります。
NFTとして、出品できるものには、「アート」「音楽」「動画」がありますが、制作時間を比べると、写真が1番用意しやすいです。
自撮り写真などが売れているいるので、特別なスキルがなくても、販売できるのがいいですね。
NFT写真でどのぐらい稼げる
NFTアートの販売者と比較すると、作品1点の相場は、1000円~1万円ほどです。
しかし、Twitterでマーケティング活動を頑張ると、有名にもなってくるので、価格はどんどん高騰していきます。
最初は、安い値段で価格設定をし、徐々に価格を吊り上げていけば、1点10万円で売れる日が来るかもしれません。
スマホの画像をNFT写真として、出品していいのか
大丈夫です。
スマホの画像を気軽に出品出来るのが、NFT写真の良い所です。
しかし、上記に挙げたように、著作権に引っかからない様に注意しましょう。
まとめ:NFT写真を出品・販売してみよう
この記事では
- 市場でNFT写真が売れる理由
- NFT写真の成功事例
- NFT写真の作りかた
- NFT写真を販売する手順
- NFT写真を売るコツ
- NFT写真の注意点
- NFT写真を出品できるオススメのマーケットプレイス
を紹介してきました。
NFT写真の販売は、イラストや音楽制作など、特別なスキルがなくても稼げます。
NFT市場はまだまだ、急拡大を続け、注目度も高くなっているので、参入者が多くなる前に、市場に参入することで、大きく稼げるようになるかもしれません。
是非、この記事を熟読して、NFT写真を出品・販売してみて下さい。
\ コインチェックはアプリの使い易さNo1 /
コメント