


NFTアートを始めて、Openseaで出品してみたけど、全く売れない。理由と売るコツを教えて欲しい。
こんな悩みのお答えして、この記事ではNFTアートが売れない理由5選と売る為の4つのマーケティング戦略をお教えします。
- NFTアートが売れない理由5選
- NFTアートを売る為の4つの
マーケティング戦略 - 人気のNFTアートクリエイター6選


- 1枚絵クリエイターを応援するCNLサポートメンバー
- 50以上のNFTアートを保有
- 絵が描けなくてもアプリでNFTアートが作りたい。
- NFTアートの始め方や稼ぎ方
- NFTの転売で稼ぐ方法
- NFTなぜ売れる?
NFT写真
NFT音楽
NFT動画
NFTアートが売れない理由5選
それではNFTアートが売れない理由5つをお教えします。
- 初めから価格が高すぎる
- SNSで宣伝していない(マーケティング)
- 横のつながりがない
- 売れている先輩クリエイターを分析していない
- マーケットプレイスの選択ミス
①初めから価格が高すぎる


1つめは「初めから価格が高すぎる」という点です。
小学生が夏休みの自由研究で描いたNFTアートが300万円で売れたというニュースを聞いて、NFTなら何でも高額で売れる。と思っている方がいます。
しかし、先輩イラストレーターさんも最初は低価格でNFTアートを売っています。
低価格にする1番のメリットは「作品が売れたという実績を作る」こと。
ココナラを使ってイラストを描いている人は実績を作る為に初めは低価格で仕事を受けます。そしてある程度の実績が積みあがってきたら徐々に価格を上げていく。
イーサリアムで売る場合、始めは0.001ETH~0.01ETHの低価格で作品を出品しましょう。
②SNSで宣伝していない。(マーケティングが出来ていない)


2つめは「マーケティング不足」です。というか、ここが全てと言っても過言ではありません。
ただ、SNSを使って、自分の作品を宣伝すればいいだけではありません。
マーケティングには押さえておくべき4つの理論があります。
- ベネフィット・・・顧客にとっての価値
- セグメンテーションとターゲティング・・・顧客を分けて絞る
- 差別化・・・競合よりも高い価値を提供する
- 4P・・・価値を実現するための製品・価格・販路・広告
少し難しいですが、自分のNFTアートにはどんな価値があるのか。どういった人に届けたいかを考え抜く事がポイントになってきます。



詳しい解説は後述する【NFTアートを売る為4つのマーケティング戦略】をチェック!
- マーケティング脳を鍛える為に
TwitterなどのSNSを使って、自分自身を知って貰う。自分の作品を知って貰う。
けど・・・
- どうやったら自分を知って貰えるのか?
- どうやったら自分の作品を知って貰えるのか?
マーケティング脳を鍛えるためには、「自分がこの商品をなぜ買ったのか?」を考えるのが重要になってきます。
例えば、自分が他の人のNFTアートを知ったきっかけは何でしょうか?
自分が他のNFTクリエイターを知ったきっかけは何でしょうか?
こういった事を考えるのは面白いし、マーケティング脳も鍛えられます。
③横のつながりがない


3つめは「NFTクリエイターとの横のつながりがない」という点です。
売れているNFTクリエイターさんは皆、横のつながりを大事にしています。
- 自分の作品を宣伝してもらえる
- NFTコレクターに作品を知って貰える
- 作品を買って貰える
売れているNFTクリエイターと繋がることで、自分の作品を宣伝して貰えたり、NFTコレクターと繋がるチャンスが広がります。
例えば、NFTで絵が売れないと悩んでいたMomiMomiさんも横のつながりを作って自分自身と作品を認知してもらうことで、今ではNFTアートの総売り上げが400万円近くになっています。
- NFTクリエイター「MomiMomi」さんのインタビュー記事はこちら
④先輩クリエイターを分析していない


4つめは「売れている先輩クリエイターを分析していない」という点です。
- 作品のコンセプトがしっかりしている
- かわいい女の子
- 服装に統一感がある
- 身体の一部が特徴的
- 作品の盛り上げ方を知ってる
- SNSで上手に煽ってる
- 特典が豪華
- キャラのストーリーを一緒に考える
- トレンドを抑えてる
- 季節やイベント時に新作は発表がある
- 人気NFTの2次創作で作品を売ってる
- SNS用アイコンのキャラを出している
売れているNFTアートには必ず理由があります。
- NFTで売れるもの。コレクターの心理が知りたい!
よく聞く言葉で「成功したいなら成功者の真似をしろ!」と言いますが、NFTアートでも同じ。売れないなら売れてる人の真似をしてみましょう。
売れているNFTクリエイターの記事を早く見たい方は、こちらから、飛べます。
⑤マーケットプレイスの選択ミス


5つめは「NFTマーケットプレイスの選択ミス」です。
日本人が1番多く利用しているNFTマーケットプレイスは【Opensea】です。
仮想通貨の取引が難しいし面倒臭いので、日本円で購入できるマーケットプレイスの方がいいかも。と思う方も大勢いらっしゃいますが、日本人が1番多く集まるマーケットプレイスでNFTアートを出品した方がいいです。
更に言うと、Openseaを利用している日本人は同時にTwitterも利用しています。
例えば、LINE NFTは利用しているけど、Twitterは普段見ない。という方にはそもそも作品の宣伝が出来ないので、効果が全く期待できません。
NFTアートを売る為の4つのマーケティング戦略
NFTアートを売る為の4つマーケティング理論を考え、自分の作品と深く向き合ってみましょう。
- ベネフィット・・・顧客にとっての価値
- セグメンテーションとターゲティング・・・顧客を分けて絞る
- 差別化・・・競合よりも高い価値を提供する
- 4P・・・価値を実現するための製品・価格・販路・広告
【ベネフィット】コレクターにとってNFTアートの価値はどこにあるのか


NFTアートを買うコレクターは必ず絵に何らかの価値を見出しています。
- 絵柄が好きだからNFTアートを買うことで所有欲を満たしている
- 作者が好きだから応援したいという社会貢献的な意味合い
- 将来、人気が上がりそうだから投資としての価値を見出している
しかし、これらは自分の絵が1つも売れていない状態だと、考えても考えても答えは出てきません。
売れていない状態で、自分の作品の価値を見出せる訳がない。
しかし、作品が売れていない状態でも、コレクターがあなたの作品に対して「どこに価値を感じたか」を確かめる方法があります。
それは、Twitteのgivewayで作品が欲しいコレクターを募ることです。
GivewayとはTwitterでよく開催される「プレゼント企画」のことです。



TwitterのGiveway企画で作品が欲しい人を応募すると共に、「なぜ欲しいのか」を書いて貰おう。そうすれば、コレクターがあなたの作品の「どこに価値を感じたか」が分かります。
コレクターがあなたの作品をなぜ欲しいのか。これを突き詰めて考える事が売れるコツのひとつです。
【セグメンテーションとターゲティング】顧客を分けて絞る


本来、セグメンテーションとは「区分」を意味します。
- 20代前半で独身の男性
- 30代前半で子持ちの専業主婦
- 30代後半の富裕層の男性
このように「ターゲット」となる層を区分して、「どの層に売り出すか」を考えるのが、【セグメンテーションとターゲティング】です。
しかし、日本人でNFTを購入したことがある人口はおよそ「2万人~3万人」と言われています。



今後、NFTを購入する層は増えて来ると思いますが、そもそも母数が少ない。
そもそもの母数が少ないので、「ターゲットを絞る」というよりも、Twitterを通して、NFTコレクターと直接繋がる方が作品が売れる1番の近道になりそうです。
しかし、コレクターと無理やり繋がって、ゴリゴリに営業をかけると敬遠されるので、長期的に信頼関係を築いていきましょう。
【差別化】他のクリエイターよりも高い価値を提供する


差別化はマーケティングにおいては絶対条件でありながら、生み出すのが非常に難しいポイントです。
なぜなら、他のクリエイターよりも高い価値を提供しないといけないからです。
- かわいい女の子
- ドット絵
- 武器を持ってるキャラクター
上記で挙げたことはいわゆる「統一感のあるコレクション」といってもいいですが、果たしてこれだけで本当に差別化が出来たと言えるでしょうか?
有名なイラストレーターやインフルエンサーが出品したNFTアートなら、既に差別化されてますが、ほとんどの方は無名で実績0がほとんどです。
そういった方たちが限られた予算の中で自分の作品を買って貰う為には、もっと深く差別化について考えないといけません。
- 自分の強みや内面と深く向き合う
- 競合を分析する
【4P】価値を実現するための作品・価格・販路・宣伝


- Product・・・製品・作品(NFTアート)
- Price・・・価格
- Place・・・場所(マーケットプレイス)
- Promotion・・・宣伝・広告(SNS・コミュニティ)
マーケティングにおいての4Pとは上記の事を指しますが、ここでは主に宣伝・広告などの「Promotion」について触れていきたいと思います。
- どうやって宣伝するのか
- どのように作品を認知して貰うのか
例えば、Twitterでは、NFT作品の宣伝枠を開催してくれる方がいます。
またDiscordのコミュニティによっては、NFTクリエイターの作品の宣伝枠を設けてくれている所もあります。


NFTアートを売る為には自分で集客しないといけない。ここも非常に大変ですが、TwitterやDiscordを見渡せば、作品を宣伝する場所は沢山あるので、上手に活用していきましょう。
売れているNFTアートクリエイター6選
自らNFTアートを作成してOpenseaに出品・販売している「売れているNFTアートクリエイター」6選を紹介します。
- MomiMomiさん
- Ayakaさん
- ごぼ天さん
- まるみやさん
- みらくる☆桃香さん
- アクロスさん
①MomiMomiさん


MomiMomiさんはOpenseaで4つのコレクションを運営しています。
その他にもDiscordの運営。最近では「1枚絵クリエイターを応援するプロジェクト【CNL】」のファウンダーにもなっており、NFTアートの世界で精力的に活動しています。



MomiMomiさんも最初はNFTアートが売れませんでした。今では1枚絵に20万円以上の価値が付きます。
- インタビューを掲載している記事はこちら
②Ayakaさん


Ayakaさんは女子高生ながらNFTアートの売り上げは200万円以上。
DIscordの運営やホルダーにはオリジナルのトークンを発行しており、嬉しい購入者特典が盛りだくさん。



コミュニティ運営では色々な人を巻き込んでアイデアや企画を考えたりしています。自分もコレクション運営に携われる経験も買えるコミュニティがAyakaさんのコミュニティ。
- インタビューを掲載している記事はこちら
③ごぼ天さん


地元の岡山でNFTアートの個展を開催するなど、かなり人気のNFTクリエイター。
「自分の作品とは?」を模索し続け、内に秘めた芯の強さが彼女達の目から感じ取れる力強い作品の数々を生み出しています。



ごぼ天さんのNoteには作品に対する想いや作風に悩んできた経緯が書かれているので、NFTアートが売れないと悩んでいるイラストレーターさんにはかなり参考になるコンテンツです。
- インタビューを掲載している記事はこちら
④まるみやさん


まるみやさんはファンタジー色の作品を手掛けるプロのイラストレーターです。
男心をくすぐる作品が多く、童心に帰った気持ちにさせてくれるNFTアートが魅力的



Openseaでは2つのコレクションを運営していて、その中のひとつ【Little Fantasy Monster】は全ての作品は完売しています。
- インタビューを掲載している記事はこちら
⑤みらくる☆桃香さん


Twitterやラジオでの配信にもかなりの力を入れているNFTアートクリエイター。
Twitterのフォローをするとマーケティング戦略などかなり参考になる所が多く、横の繋がりを大事にしている所が伺えます。



Twitterのスペースやラジオ配信は毎日更新。自分の作品を認知してもらう為に発信活動の重要さを教えてくれるクリエイターさんです。
- インタビューを掲載している記事はこちら
⑥アクロスさん×りゃんさん


着物を着た女の子をコンセプトにしてコレクションを運営している「2人組のNFTアートクリエイター」。
作画担当の【りゃんさん】とマーケティング担当の【アクロスさん】の完全役割分担制



アクロスさんが運営するDIscordのコミュニティ【COLORFUL GATE】には作品を宣伝するチャンネルがあるので、使わない手はない。
- インタビューを掲載している記事はこちら
まとめ:NFTアートを売る為には絵を描く以外の時間が大切
この記事では
- NFTアートが売れない理由5選
- NFTアートを売る為の4つのマーケティング戦略
- 人気のNFTアートクリエイター6選
を紹介してきました。
今までの説明の通り、NFTアートを売る為には絵を描く時間で何をするかが大切になってきます。
- マーケティング
- 横の繋がり
- 発信活動
しかし、もっと大切なのは「継続すること」
NFTアートが売れないなら、売れるまでチャレンジしていきましょう。
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