NFTの出品や購入などで販売サイトを利用しますが、近年、NFTの人気が急上昇していくうえで、どのマーケットプレイスを選べばいいのかが悩みどころ。
そこで、この記事では日本・海外を含むオススメのマーケットプレイスを紹介すると共に、デジタルアートの販売はどこがオススメなのかを紹介していきます。
そもそもNFTのマーケットプレイスとは
NFTのマーケットプレイスとはNFTを出品・販売できるサイト(プラットフォーム)のこと。



メルカリやAmazonなどの販売サイトをイメージすると分かりやすい。
- 扱っている仮想通貨
- 出品手数料
- 購入手数料
など、マーケットプレイスの仕組みは様々だが、共通して言える事は仮想通貨が入ったウォレットを接続することで、簡単に売買取引が出来ること。
NFTの売買には仮想通貨を扱ってる国内取引所の口座とウォレットが必要になるので、まずはこれらの準備をしましょう。
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1番多く利用されているウォレットはメタマスクなので、導入が完了していない方はこちらの記事を見ながらやると、すぐにインストールできます。
日本のNFTマーケットプレイス一覧【比較表】
まず、日本のNFTマーケットプレイスを紹介していきます。
日本のマーケットプレイスは差別化がかなり分かりやすい。例えば、【Coincheck NFT(β)】はNFTゲームに特化したマーケットプレイスで、ゲーム内のアイテムや土地などを購入することが出来ます。
その他、【Adam by GMO】は日本円でNFTを購入できるなど、利用者にとって易しい仕組みで運営するなど、特徴は様々。
Coincheck NFT(β) | Adam by GMO | LINE NFT | HEXA | |
---|---|---|---|---|
取り扱いNFT | ゲームアイテム LAND デジタルアート | デジタルアート トレーディングカード 音楽 | ゲームアイテム NFTアート 賃貸会員証 | デジタルアート メタバース ツイート |
手数料(ガス代) | 【販売手数料】 販売価格の10% 【出品手数料】無料 【出庫手数料】0.01~0.16ETH | 【販売手数料】 販売金額の5% 【決済手数料】3% 【振込手数料】300円 出品は無料 | ガス代無料 | ガス代無料 |
決済通貨 | ETHなど全17種類 | ETH・日本円 | LINK(リンク)・日本円 | 日本円 MATIC |
ウォレット | メタマスク | メタマスク | LINE BITMAX Wallet | メタマスク |
ネットワーク | ETH | ETH | LINE | ETH |
運営企業 | コインチェック株式会社 | GMOアダム株式会社 | LINE Xenesis株式会社 | メディアエクイティ株式会社 |
公式HP | 公式 | 公式 | 公式 | 公式 |
Coincheck NFT(β)


Coincheck NFT(β) | |
---|---|
取り扱いNFT | ゲームアイテム LAND デジタルアート |
手数料(ガス代) | 【販売手数料】 販売価格の10% 【出品手数料】無料 【出庫手数料】0.01~0.16ETH |
決済通貨 | ETHなど全17種類 |
ウォレット | メタマスク |
ネットワーク | ETH |
運営企業 | コインチェック株式会社 |
Coincheck NFT(β)公式HP | Coincheck NFT(β) |
Coincheck NFT(β)は仮想通貨取引所の【コインチェック
取り扱い仮想通貨は国内No1の17種類。
ゲームアセットやLANDの販売を行っており、NFTゲームに特化したNFTマーケットプレイス。
The SandBoxの仮想通貨「SAND」なども購入できるコインチェックの口座登録をしておくと、スムーズにCoincheck NFT(β)でNFTの売買ができます。
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Adam by GMO


Adam by GMO | |
---|---|
取り扱いNFT | デジタルアート トレーディングカード 音楽 |
手数料(ガス代) | 【販売手数料】販売金額の5% 【決済手数料】3% 【振込手数料】300円 NFTの出品は無料 |
決済通貨 | ETH・日本円 |
ウォレット | メタマスク |
ネットワーク | ETH |
運営企業 | GMOアダム株式会社 |
Adam by GMO公式HP | Adam by GMO |
Adam by GMOはデジタルアートが日本円で購入できるマーケットプレイス。



イーサリアムでも購入できるよ。
イーサリアムで購入する場合はガス代が発生します。
スマホアプリもリリースされていてスマホで簡単に売買できるのも大きな特徴のひとつ。
こちらもコインチェック同様、仮想通貨を扱っている取引所の口座開設が可能。
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法人も出品できるよ。
LINE NFT


LINE NFT | |
---|---|
取り扱いNFT | ゲームアイテム NFTアート 賃貸会員証 |
手数料(ガス代) | ガス代無料 日本円での購入は受取手数料が発生。 NFTが売れたら出品者側が手数料発生 |
決済通貨 | LINK(リンク)・日本円(LINE Pay) |
ウォレット | LINE BITMAX Wallet |
ネットワーク | LINE |
運営企業 | LINE Xenesis株式会社 |
LINE NFT公式HP | LINE NFT |
LINE NFTはあのLINEが運営するNFTのマーケットプレイス。
独自のコイン・独自のブロックチェーンが構築されているが日本円でも気軽に購入できます。
賃貸仲介手数料がお得になる会員証NFTなどはかなりの人気。
LINEのアカウントがあれば、利用でき、NFTの出品も可能。
出品したNFTが売れたらLINE PAYに入金が反映される仕組み。
HEXA


HEXA | |
---|---|
取り扱いNFT | デジタルアート メタバース ツイート |
手数料(ガス代) | ガス代無料 |
決済通貨 | 日本円 MATIC |
ウォレット | メタマスク |
ネットワーク | ETH |
運営企業 | メディアエクイティ株式会社 |
公式HP | 公式 |
HEXA(ヘキサ)はTwitterと連携してNFTの売買が出来るNFTマーケットプレイス。
日本円で完結できるのが大きな特徴で、ツイートなどのデジタルコンテンツをNFTにして販売できる。
ロイヤリティ収入が認められていて、2次で作品が売れると、継続的にクリエイターにロイヤリティが入ってくる仕組み。
また、NFT保有者限定のサロンやコミュニティが存在しているため、NFT購入者特典が豊富。
海外のNFTマーケットプレイス一覧【比較表】
それでは次に海外のNFTマーケットプレイスを紹介していきます。
海外のNFTマーケットプレイスといえば、世界最大のマーケットプレイス【Opensea】が最も有名で筆者もOpenseaを使ってNFT転売をしています。
日本から発売されたジェネラティブコレクションもOpenseaで買えることが多く、近年ではBNBチェーンに対応するなど、アップデートも頻繁に行われており、利用者はますます増える一方。
2020年にサービスを開始した【Rarible】はイーサリアムチェーンではOpenseaに次ぐ世界第2位の取引量を誇っているNFTマーケットプレイス。
独自トークンも発行しており、NFTの売買で「RARI」を受け取ることができます。
このRARIは残念ながら国内取引所で購入することは出来ませんが、海外の取引所では上場しており、活発に取引が行われています。
Opensea | Rarible | Super Rare | Foundation | |
---|---|---|---|---|
取り扱いNFT | NFTアート LAND 音楽 動画 | デジタルアート トレーディングカード 音楽 | デジタルアート | デジタルアート |
手数料(ガス代) | 販売手数料:2.5% | 販売手数料:2.5% | 販売手数料:3.0% ギャラリー手数料:15% | 販売手数料15% |
決済通貨 | ETH Polygon(MATIC) BNBなど | ETH | ETH | ETH |
ウォレット | メタマスクなど | メタマスク | メタマスクなど | メタマスク |
ネットワーク | ETH Polygon BNBなど | ETH | LINE | ETH |
運営企業 | Opensea社 | Rarible | SuperRare | Foundation Labs社 |
公式HP | 公式 | 公式 | 公式 | 公式 |
Opensea(オープンシー)


Opensea | |
---|---|
取り扱いNFT | NFTアート LAND 音楽 動画 |
手数料(ガス代) | 販売手数料:2.5% |
決済通貨 | ETH Polygon(MATIC) BNBなど |
ウォレット | メタマスクなど |
ネットワーク | ETH Polygon BNBなど |
運営企業 | Opensea社 |
公式HP | 公式 |
言わずと知れた世界最大のNFTマーケットプレイス【Opensea】
日本人が利用しているNFTマーケットプレイスNo1



日本語対応も始めたよ。
100万人以上のユーザーがOpenseaを使っており、流通総額は4000億円を超えます。
NFTアートを出品して稼ぐNFTアートの副業もOpenseaがオススメ。
日本から発売されたジェネラティブコレクションの大半はこのOpenseaで買えます。
Rarible(ラリブル)


Rarible | |
---|---|
取り扱いNFT | デジタルアート トレーディングカード 音楽 |
手数料(ガス代) | 販売手数料:2.5% |
決済通貨 | ETH |
ウォレット | メタマスク |
ネットワーク | ETH |
運営企業 | Rarible |
公式HP | 公式 |
Opensea(オープンシー)に次ぐ世界第2位のNFTマーケットプレイス。
独自のガバナンストークン「RARI」を発行しており、【Rarible】を利用すると貰える。
日本の国内取引所には上場してないが、海外の取引所では頻繁に取引されている人気銘柄。
SuperRare(スーパーレア)


Super Rare | |
---|---|
取り扱いNFT | デジタルアート |
手数料(ガス代) | 販売手数料:3.0% ギャラリー手数料:15% |
決済通貨 | ETH |
ウォレット | メタマスクなど |
ネットワーク | LINE |
運営企業 | SuperRare |
公式HP | 公式 |
高額NFTも売買取引なら【SuperRare(スーパーレア)】
有名な画家のNFTアート作品が売られているので、持ってるだけでも、ステータスになるほどの高額商品が勢ぞろい。
Foundation


Foundation | |
---|---|
取り扱いNFT | デジタルアート |
手数料(ガス代) | 販売手数料15% |
決済通貨 | ETH |
ウォレット | メタマスク |
ネットワーク | ETH |
運営企業 | Foundation Labs社 |
公式HP | 公式 |
販売手数料が高い分、高額でNFTを出品したいなら【Foundation】
Foundationで出品する為にはクリエイターの完全招待生になっています。
そういったハードルがあるのも関わらず、日本人クリエイターが多数出品していることで有名なNFTマーケットプレイス。
NFTの販売サイトを利用する手順と方法
それでは、NFTの販売サイトを利用する手順を説明します。
- 国内取引所の口座を開設する
- メタマスクウォレットを作る
- 仮想通貨を購入する
- 購入した仮想通貨をメタマスクに送金する
- NFTマーケットプレイスとメタマスクを接続する
①国内取引所の口座を開設する
STEP1は国内取引所の口座開設です。
NFTの売買取引には仮想通貨(主にイーサリアム)が必要なので、イーサリアムを簡単に購入できて、手数料の安いビットフライヤー
10分で手続きが完了し即日利用できるので、オススメです。



クイック本人確認で本日から利用できます。まずは、少額からイーサリアムを購入してみましょう。1円から購入できるので、ビットフライヤーに使い道のないお金は残りませんよ。
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②メタマスクウォレットを作成しよう
STEP2はメタマスクウォレットの作成です。
LINE NFTはメタマスクに対応していませんが、国内・海外のNFTマーケットプレイスはほぼメタマスに対応しているので、メタマスクウォレットがひとつあれば、間違いありません。



メタマスクは偽サイトが存在しているので、「検索」せずに信頼性のあるサイトからダウンロードページにいきましょう。スマホにインストールする場合、下記のリンクなら安全です。
③仮想通貨を購入しよう
STEP3はビットフライヤー



まずは少額から購入するようにしましょう。この後のSTEP4でメタマスクに仮想通貨を送金する時に、送付先を間違えてしまうとせっかく購入した仮想通貨が消失してしまいます。ちゃんと送れることを確認してから購入金額分の仮想通貨を購入するようにしましょう。
- ETHチェーンのNFT・・・ETH
- PolygonチェーンのNFT・・・ETHとMATIC
ビットフライヤーは1円から仮想通貨を購入することが出来ます。
④購入した仮想通貨をメタマスクに送金する
STEP4は購入した仮想通貨をメタマスクウォレットに送金します。
ここで送付先を間違えてしまうと、購入した仮想通貨が消失するので、注意して下さい。



下記の記事を見ながら送金すると、間違えにくくなるので、必ず記事を見ながら送金するようにしましょう。
⑤NFTマーケットプレイスとメタマスクを接続する
メタマスクに仮想通貨を送金できたら、購入したいNFTを見つけてNFTマーケットプレイスとメタマスクを接続しましょう。
PCからの接続は簡単に出来ますが、スマホで接続したい場合は、必ずメタマスクのブラウザから利用するようにして下さい。
Openseaはスマホアプリもリリースしていますが、アプリは閲覧用になっており、購入・出品が出来ないので注意が必要です。
NFTマーケットプレイスでNFTアートを出品する方法
それでは、次にNFTマーケットプレイスでNFTアートを出品する方法を紹介します。
- NFTアートを作る
- NFTアートを出品する
①NFTアートを作る
まず、出品したいNFTを用意する必要があります。
- 出品したいNFTアートを作る
- 出品したいNFTを購入する(転売)
出品したいNFTアートをつくる
作ったデジタルアートをNFTマーケットプレイスに出品することで、NFTアートになります。
デジタルアートというと、イラストが描けないと作れないイメージですが、アプリを使えば、絵が下手でも簡単にデジタルアートが作れるし、AIを利用してデジタルアートを作る方法もあります。
出品したいNFTを購入する(転売)
転売で稼ぎたい方はNFTアートを購入して、用意する方法もあります。
Openseaで売れるものは以下の記事を参考にして下さい。
②NFTアートを出品する
NFTアートの出品はガス代と呼ばれる手数料が発生します。
このガス代は時間帯や利用ユーザーの数によって変動するので、メタマスクには少し多めに仮想通貨を入れておくことをオススメします。
基本的にどのNFTマーケットプレイスもウォレットを接続して出品することができます。
出品や購入にオススメのNFTマーケットプレイスをランキング形式で発表
どのNFTマーケットプレイスがオススメなの?
という疑問にお答えして、オススメのNFTマーケットプレイスをランキング形式で発表します。
- Opensea(アメリカ)
- Rarible(アメリカ)
- LINE NFT(日本)
1位:Opensea(アメリカ)


Openseaは海外のNFTマーケットプレイスですが、日本人が1番多く利用しているNFTマーケットプレイスでもあります。
- NFTアート
- ゲームアイテム
- NFTクリエイターの作品
- ドメイン
- 動画
- 音楽



デジタルコンテンツの作品数はNFTマーケットプレイスの中でも圧倒的にNo1.売れ行きがグラフ形式で視覚的に表示されていて、人気かそうじゃないかが、すぐに分かるのもオススメポイント
お宝NFTが発掘しやすいし、近年日本語にも対応しているので、使い易さもNo1.
2位:Rarible(アメリカ)


Openseaに次ぐ世界第2位のNFTマーケットプレイス。
基本的な使い方はOpenseaと同じ。
Raribleの利用するとガバナンストークンも手に入るので、一石二鳥。
出品手数料もOpenseaと同じなので、NFTアートを出品したいならOpenseaとRaribleでOK。
3位:LINE NFT


日本独自のデジタルコンテンツが日本円で購入できるのが1番の魅力のNFTマーケットプレイス。
賃貸会員証などは即売れの人気NFT。
OpenseaやRaribleと比べるとまだまだ利用ユーザーは少ないので、どっちかというと購入向きのNFT販売サイト。
NFTの出品ならOpenseaとRaribleを利用して、独自のNFTが欲しい時にLINE NFTの利用〇
まとめ
NFTを出品するならどこがいい?とよく聞かれるんですが、結論を言うとOpensea一択。
ただし人気No1なので、Openseaを使うデメリットも把握しておいた方がいいです。
- 偽物NFTが売られている。
- 見覚えのないNFTが送られてくる。
- 詐欺・フィッシングが多い。
これらのデメリットはOpenseaで非常によく見かけます。
例えば、見覚えのないNFTを見て、「これ売ったらお金になるんじゃね?」と思い出品してしまうと、ウォレット内のNFTや仮想通貨が抜かれる危険性があることは覚えて置きましょう。


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